JIS B1562-2009 Rolling bearings Damage and failures Terms, characteristics and causes
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文件大小(MB): |
1.03 |
页数: |
41 |
文件格式: |
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日期: |
2024-6-24 |
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B 1562:2009 (ISO 15243:2004) (1) 目 次ページ 序文1 1 適用範囲1 2 引用規格1 3 用語及び定義1 4 転がり軸受の故障モードの分類2 5 故障モード3 5.1 疲労(fatigue)3 5.2 摩耗(wear)5 5.3 腐食(corrosion)7 5.4 電食(electrical erosion)9 5.5 塑性変形(plastic deformation)10 5.6 破壊及びき裂(fracture and cracking)12 附属書A(参考)故障分析-損傷例-用語15,B 1562:2009 (ISO 15243:2004) (2) まえがき この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ベアリング工業会(JBIA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない,日本工業規格 JIS B 1562:2009 (ISO 15243:2004) 転がり軸受-損傷及び故障-用語,特性及び原因Rolling bearings-Damage and failures-Terms, characteristics and causes 序文この規格は,2004年に第1版として発行されたISO 15243を基に,技術的内容及び構成を変更することなく作成した日本工業規格である。なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。1 適用範囲この規格は,転がり軸受の使用中に起こる故障に関する用語を分類して規定し,その特性,外観の変化及び推定原因について説明するものである。この規格における転がり軸受の故障とは,軸受の設計要求性能を妨げる欠陥又は損傷を意味する。外観の変化及び故障の形態に的を絞って考察し,写真と図でそれらを説明するとともに,最も頻度の高い原因を示す。箇条5に示す故障モードの名称を使用することを推奨する。故障モードの名称の丸括弧“( )”内は,対応国際規格が採用する用語,角括弧“[ ]”内は,同意語を示す。転がり軸受の故障例を,その故障原因及び対策とともに附属書Aに示す。注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。ISO 15243:2004,Rolling bearings-Damage and failures-Terms, characteristics and causes (IDT) なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示す。2 引用規格次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。JIS B 0104 転がり軸受用語注記 対応国際規格:ISO 5593:1984,Rolling bearings-Vocabulary (MOD) 3 用語及び定義この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0104によるほか,次による。3.1 特性 (characteristics) 運転によって生じる外観状態。注記 摩耗中に生じる表面欠陥及び幾何学的な変化の形態は,ISO 6601及びISO 8785で一部定義されている,2 B 1562:2009 (ISO 15243:2004) 4 転がり軸受の故障モードの分類転がり軸受の故障は,それらの主原因によって分類する。しかし,原因と特性,すなわち故障メカニズムと故障モードとを区別することは,多くの記事や書籍で書かれているように,必ずしも簡単ではない(参考文献参照)。この規格では,転がり軸受の故障を原因別に六つの故障モードに分類して図1に示す。図1-故障モードの分類,3 B 1562:2009 (ISO 15243:2004) 5 故障モード5.1 疲労 (fatigue) 5.1.1 一般定義転動体と軌道との間の接触部に発生する繰返し応力によって起こる材料組織の変化を疲労という。疲労は,表面からの微小なフレーキングとして現れる。5.1.2 内部起点疲労(subsurface initiated fatigue) ヘルツ理論によると転がり接触における荷重の影響下では,材料組織変化が起き,表面下のある深さ,すなわち内部で微小き裂が発生する。その微小き裂の発生は,軸受鋼中の介在物が原因であることが多い(図2参照)。白層領域(バタフライ)の端に見られる微小き裂は,転がり接触面に伝ぱしフレーキング,スポーリング(ピッチング)を起こし,ピーリングに至る(図3参照)。注記 JIS B 1518:1992に基づく寿命計算は,内部起点疲労によるものである。図2-バタフライ現象(白層領域)を伴う内部の微小き裂,4 B 1562:2009 (ISO 15243:2004) 図3-内部起点疲労の進展(A.3.15フレーキング及びA.3.25ピーリング参照) 5.1.3 表面起点疲労(surface initiated fatigue) 表面起点疲……
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